ChloeのOn/Off写真館

2005年7月、マダガスカルへの初旅行3日前に、キツネザルを撮りたくて一眼レフを衝動買い。以来、レンズ越しに見える世界に魅せられて、国内外を旅して動物を撮影しています。

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報道写真のスタンス

マドリード

エールフランス機の中で、フランスの新聞や雑誌をいくつか流し読みしました。

トップの見出しは、一部はリビア情勢でしたが、ほとんどは日本の原発についてでした。日本の状況を伝えながら、海外への影響も扱っているのが立場の違いという感じでしたが、おしなべて冷静な報道のように見受けられました。

特に心に残ったのが「L'Express」誌の表紙です。物静かな様子で除染を受けている年配の女性の写真でした。この女性は、自分の写真がこんな風にフランスを始めとする世界に配信されているということをどこまで知っているのかなというのが、ちょっと気になりましたが、事の重大さを表しつつ静かに受容している日本人の姿は、きっと共感を呼ぶものだと思いました。

一方で、日本でも大きな話題になっているのが「AERA」の表紙。「放射能がくる」という大見出しに、白い防護服とガスマスクに身を包んだ人のアップで、ゴーグルの奥に伏目がちの人の目が写っているところに、わずかに人間性を感じますが、正直、恐怖感をあおる写真だと感じました。

この表紙はtwitterなどで大きな批判を浴びて、AERA編集部も自らのTwitterで謝罪しています。

報道はいろんな観点で、自由に情報を伝えてくれたほうが健全だと思います。それでも、今回の表紙に関しては、「L'Express」誌のほうが人間味が感じられていいと思いました。

注)リンク先は各誌の最新号紹介です。次の号が出たら、表紙の写真も差し替わります。

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  1. 2011/03/21(月) 17:55:07|
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卵と壁 「いい言葉(4335)」

蝋梅

村上春樹は、私にとって特別な作家です。

「風の歌を聴け」、「1973年のピンボール」、「羊をめぐる冒険」の三部作に魅了された私は、春樹風文体の小説を書き、彼がかつてオーナーをしていたという千駄ヶ谷のカフェバーに通っていました。

「ノルウェイの森」から、人の悪意と弱さを描いた辛いストーリーがなぜあれほど人気を呼ぶのだろうと、一歩、距離を置いたのですが、それでもずっと気になっている作家です。

今や、世界的な作家となった春樹さんが、イスラエルの「エルサレム賞」という文学賞を受賞して、授賞式で行ったのが、人間と体制の関係を卵と壁に例えたスピーチ。「高くて、固い壁があり、それにぶつかって壊れる卵があるとしたら、私は常に卵側に立つ」という一節は、多くのメディアが取り上げたので、ご存知の方も人も多いでしょう。

スピーチの全文を読んでみると、春樹さんが、文学者としてどう世界に対峙していくかを真摯に考え抜いた末に出席を決断し、自分の作品を高く評価した主催者やスピーチを聞きに来た人々に配慮しつつ、自身の主張をどう伝えるかということに、真剣に向き合ったのだなと感じます。

村上春樹という作家が、同じ国の、同じ時代の人であることが、とても誇らしく思うと同時に、私自身、信念を持って、背筋を伸ばして生きていきたいなと思いました。

カメラ: Canon EOS Kiss Digital N
レンズ:TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MACRO 1:1
撮影モード: マニュアル
シャッター速度:1/1250
絞り数値: 2.8
測光方式:評価測光
ISO感度:100

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  1. 2009/02/25(水) 00:17:50|
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カメラは剣よりも強し 「アジアの風に吹かれて・・(34807)」

ソバの花

報道カメラマンの長井健司さんが、ミャンマーで武装兵士に至近距離から撃たれて命を落としたというニュースは、皆さんもTVでご覧になったと思います。

記事は、バンコクの支局から書くことが出来るかもしれません。支局の人が現場に行って書いているかもしれませんが、通信社からの情報や、大使館などに電話取材すれば、現場に入らなくても文章は書けます。

写真やビデオは、現場に行かなくては撮れません。そして、カメラマンがその場で起きていることを映像を通じて伝えてくれるから、遠く離れた場所にいる私たちにも伝わるのですね。

長井さんのことは個人的には存じ上げないのですが、きっと戻ってきて、映像を発表して、ミャンマーで起きていること伝えたかったことと思います。

そして、危険と背中合わせで仕事をしているフォトジャーナリストの皆様に敬意を示しつつ、「生きて帰ってきて」と思います。

カメラ: Canon EOS Kiss DN
レンズ:TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MACRO 1:1
撮影モード: マニュアル露出
シャッター速度: 1/320
絞り数値: 8.0
測光方式:評価測光
ISO感度:400

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  1. 2007/09/29(土) 22:44:02|
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世界報道写真展2007 「どんな写真を撮ってるの??(*^-^*)(152277)」

恵比寿

東京都写真美術館で「世界報道写真展2007」を見てきました。

オランダに本拠地を置く世界報道写真財団が毎年開催している報道写真のコンテストの入賞作品を紹介する写真展です。

その名が示す通り、ヨルダン川西岸や、ナイジェリア、スリランカなど、世界で今、起きている紛争や内戦、衝突などの、インパクトの強い写真が並んでいました。

もちろん、その光景そのものの悲惨さや衝撃もあります。

でも、やっぱり、写真だからこそ伝わるパワーもあるんだなと感じました。

フォトジャーナリズムに身を投じる人からは、その現場の真実を伝えようという意思を感じます。

真実は、立ち位置によって変わるし、どのように撮るかでも、伝わり方が変わります。

ある作品は、戦闘で亡くなった子供の棺を写していますし、別の作品は、犠牲となった子供を掲げている兵士と、それを取り囲むカメラの列を撮って、犠牲者をプロパガンダに使っている現実を見せています。

どれが正解、ということではなく、その場にいる人が何を伝えようという意思を持っているか、によって、写真は変わってくるということ。

でも、その恣意性を責めるつもりはありません。現場にいる人のことは、尊重したいと思います。

見る人も、世界で何が起きているのか、意識していくことが大切なのですから。

2007年の入選作はこちらからご覧ください。

写真は、写美がある恵比寿ガーデンプレイスで以前、撮ったものです。

カメラ: Canon EOS Kiss DN
レンズ:Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM
撮影モード: マニュアル露出
シャッター速度: 1/800
絞り数値: 5.6
測光方式: 部分測光
ISO感度:400

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  1. 2007/07/16(月) 22:35:14|
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サマータイム、いいんじゃない? 「どんな写真を撮ってるの??(*^-^*)(152277)」

蝶

政府の骨太方針案にサマータイム制度の導入を検討することが明記されたそうです。

サマータイムを導入しているフランスでは、6月には夜10時近くまで明るいので、お出かけしていても気持ちがいいし、ついついカフェでビールを飲んだりと、消費意欲が高まってしまいます(笑)。

それにひきかえ、日本では4時半から明るくなっているのに、遮光カーテンを引いて寝ていて、夕方は7時前に日が沈んでしまうから電気をつける。これって、なんだかもったいない気がします(^^;)。

私は元々、早起きが得意なので、始発電車で写真を撮りに行くこともあるのですが、始発が5時11分だと、日の出前に海に着かないんですよね~。

というわけで、サマータイム、期待しています。あ、時計を進めたり、戻したりするのが面倒だったら、いっそ、一時間タイムゾーンを前倒ししちゃいませんか(笑)?

蝶も、猫も、人間の時計に関係なく、日が昇れば動き出す、自然な暮らしをしています。

カメラ: Canon EOS Kiss DN
レンズ:TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MACRO 1:1
撮影モード: マニュアル露出
シャッター速度: 1/1000
絞り数値: 3.5
測光方式: 部分測光
ISO感度:100


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  1. 2007/06/03(日) 15:00:19|
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